11月7日から「立冬」に入っています
立冬とは…
- 二十四節気の19目の季節
- 暦の上では冬が始まります
- 冷たい木枯らしが吹き、初雪の便りも届き始めます
みなさん、急に寒くなってきているので…風邪などに気を付けてくださいね
ネガ子の豆知識
立冬の「立」には、始まるという意味があります
なので…
- 立春→春が始まる
- 立夏→夏が始まる
- 立秋→秋が始まる
- 立冬→冬が始まる
という意味になります
でも「この〇〇が始まる」という二十四節気の季節…実際の季節感と少しズレがあると感じませんか?
まだ寒い(暑い)のに…と感じることが多いと思いませんか?
それは、そもそも二十四節気という季節の分け方は、紀元前の中国でうまれた指標だからになります
二十四節気は、紀元前の古代中国の気候をもとに作られているので日本では1~2ヵ月のズレが生まれてしまうのです
二十四節気の発祥は中国ですが…
日本の繊細な季節の移り変わりを表したのが「七十二候」になります
七十二候とは、二十四節気をさらに3つ(約5日)にわけ、日本の動植物や気候にあうように何度も改訂されてきました
また、二十四節気や七十二候の季節のズレを修正し、日本固有の農業や年中行事を結びつけるために日本独自に追加されたのが「雑節」になります
ここ数年、ずっと暑いかと思えば、急に寒くなったり…と四季の変化を同じペースで感じられなくなってきていますね…
地球温暖化や気候変動の影響だと言われています
それでも昔の方たちが考えてくれた、日本の繊細な季節の移り変わりを感じながら過ごしていきたいとネガ子は思っています
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